昨年、日本中でお騒がせしていた年金記録問題。
昨年中に『ねんきん特別便』の発送がほぼ終了しています。
まだ届かないという方、社会保険事務所や市役所の国民年金の窓口に正しい住所を届けていますか?
特に引越しを何度かされている方、ご結婚されててお名前や住所が変わられた方などは要注意。
引越し前の住所に郵送されてしまって届いていないなんて方もいらっしゃるようです。
自宅に届けられた『ねんきん特別便』、内容を見て合っていると思われても、かならずお返事をするよう
お願いいたします。
『事務所便り』ブログ版・第12弾は、今まで無年金だった方が年金を受け取ることができるようになった
というお話です。
年金は歳をとったら受け取れる『老齢年金』ばかりではありません。
『障害年金』や『遺族年金』など、自分が障害を持って働けなくなったときや死亡してしまったときなどに
受け取れるものもあるのです。
長年コツコツと支払ってきた年金保険料。
家族のため、遺族のため、自分の将来のためにも、「ねんきん特別便」でしっかりと履歴を確認して、
『無年金』問題に直面しないようにしたいですね。
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「年金記録問題」に関連した最近の動き
◆「無年金」状態から受給権を回復
社会保険庁は、「宙に浮いた年金記録」から自分の記録が見つけ出されたことにより、「無年金」の状態から受給権を回復できた人が、昨年5~9月の間に62人いたと発表しました。この62名の方々の年齢は62歳から93歳までであり、受給可能な年金額は年間平均で約61万3,000円となっています。
◆記録の訂正が社保事務所で可能に
社会保険庁は、厚生年金標準報酬月額が改ざんされていた問題に関して、記録の回復を早めるため、従業員の記録が遡って改ざんされていた場合について、総務省の年金記録確認第三者委員会における審査を省略し、社会保険事務所で記録を訂正できるよう、全国の社会保険事務所に通知を出したそうです。
被害者が事業主や役員でない一般の従業員であり、事業所が厚生年金から脱退した後に遡って従業員の標準報酬月額が引き下げられていたり、加入期間が短くされていたりするケースにおいて、改ざんされた時期の給与実態が給与明細書等の記録により確認できる場合に、記録の訂正が可能となります。
◆記録漏れの訂正事務処理体制を強化
舛添厚生労働大臣は、年金記録の訂正事務処理を行うための人員について、現在の280名から500名に増やす方針を明らかにしました。平均で7カ月程度かかっている訂正申請から年金受給までの期間を3カ月程度に短縮するのがねらいだそうです。なお、1月末時点での未処理件数は約80万件にのぼると見込まれています。
また、舛添大臣は、年金の支払いが遅れた分だけ利息をつけることを検討する意向を示しました。税金が徴収されすぎた場合には利息をつけて還付されていることが念頭にあるようです。
◆「電子私書箱」活用で記録改ざん防止に
政府は、社会保障関連の個人情報などを、本人がインターネットで閲覧できる「電子私書箱」(仮称)を活用して、標準報酬月額などをネット上で直接確認できるようにする制度の創設を検討していることを明らかにしました。事業主や社会保険事務所の手続上のミスや改ざん防止をねらうためであり、順調に行けば2011年度導入の予定です。